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東方永夜抄

(Ver1.00d)

東方永夜抄 タイトル

特徴

・Windows版初期三部作の集大成。ゲームシステムは複雑で、ストーリー上も前作・前々作を前提としている。

・人間(高速移動)と妖怪(低速移動)のペアでプレイする。使い分けが重要で、ショットはもちろんボムの種類も別々。

・妖率、刻符、使い魔など本作独自の要素が多い。クリアするだけならそこまで意識しなくてもいいことも多い。

・ラストスペル(自機):喰らいボムの発展型で相方が使用。ボムを2つ消費する代わりに強力な攻撃ができ、条件によっては発動受付時間がかなり長くなる。

・ラストスペル(敵):条件を満たすとボスの撃破後に発動するスペルカード。ボムの使用は禁止、被弾しても終了するだけで残機は減らない真剣勝負。

・スペルプラクティス:敵のスペルカードを練習できる。やりこみ要素でもある。NCクリアで解禁。使える機体に制限は無い。

・ラストワード:スペルプラクティス専用の超難度スペル。個別に解放条件が設定されているが、そもそもそれを満たすだけでも難しいものが大半。

・点符エクステンド。

難易度概説

・自機ラストスペルの存在により抱え落ちリスクが軽減される。依存しすぎるとボムが倍のペースで減っていく(※)。
   多くの自機ペアで低速時(妖怪側)ボムが弱く、低速移動で避けつつもボム寸前で高速に切り替えて発動するテクニックが求められる。
 道中でのボム供給が過去作と比べかなり多い(なんと9つ)ことも含め、ボムの使い方が重要になる。
   ※消費数1の喰らいボムは本作にも存在するが、受付時間は1フレーム(0.017秒)。他作品での喰らいボムが得意なシューターは損することも多い。
      なお、ボム数1でもラストスペルは発動可能(ただし猶予は短め)。

・エクステンドは最大7回で、無理な点符回収パターンを組まなくても達成できる。

・一部のルールは理解度が難易度に直結する。マニュアル嫌いな人も慣れてきた頃に改めて目を通そう。

・パターン性が強い。精密な避けが必要な場面が多い。

・スペルプラクティスにより効率的な練習が可能。素の実力を上げる修行としても役に立つ。

・本作の特殊なコンティニュー・バッドエンドの仕様上、グッドエンド未見だとそれに至る最終ステージのプラクティスが不可能。

・初心者から熟練シューターまで対応した難易度幅・ボリュームを持つ。

・4ボスが凄まじい強さ。

注目自機

・幻想の結界チーム(霊夢&紫)
 高速ショットは3way(高パワー時)+ホーミング、低速ショットは正面集中+敵一体追尾と隙が無い。高速時ボムはマスタースパークに次ぐ程の威力で範囲も優秀。
 当たり判定が小さい上にラストスペル受付時間が長く、敵を正面に捉えずに攻撃できる・・・と気合い避け派にとっては避けに集中できる特性揃いなのがありがたい。
   敵の使い魔に人間側でも接触しないのも便利。誘導系機体の一種なので速攻には向かず、特に高速ショットによる使い魔撃破に時間がかかるのが難点。

・幽冥の住人チーム(妖夢&幽々子)
   高速ショットは正面+移動方向と反対側に発射される強力な狭範囲弾、低速ショットは超広範囲。前者が(正面への)攻撃力重視で後者が道中向きと珍しい組み合わせ。
 どちらのショットも癖があるが道中での殲滅性能は高く、ステージ終了時にボム数が2以下だと1つ補充されるという異様な特性がある(Extraでは効果なし)。
 操作に慣れが必要でボスとの撃ち合いは要鍛錬、クリア目的ならボムを抱えての本格的な避けは悪手。高速時ボムは操作不能で決めボム向けであることからも、パターン派向け。

難易度別解説

・Easy
   弾速が抑えめで、単純な弾幕難度は他作品と比べても低いと言える(特に道中)。弾数が増える中盤以降も速度より密度で押してくる分、ボムの判断が間に合いやすい。
 複雑なシステムを覚えずとも、要は当たらないのが正義であることは間違いない。攻略情報に頼らず何かしらNCクリアしたい人向き。4ボス戦はボムの性能試験場。
 最近のゲームシステム(自機)が強力な作品とは違い、ごり押しできるというよりは単に余裕があるだけなので最低限の実力は備えなければならない。

 

・Normal
 分かるまで対処できない攻撃が多く、前作までとは異なる弾幕構造により危険性を正確に見積もるのが難しい。

   他作品と比べて苦戦するなら相性だけでなく、弾幕やゲームシステムに関する知識・理解の問題かもしれない。
 敵スペル中を除きラストスペルは案外間に合わないもの。具体的な避け方やボムの使い時をしっかり身に付けておく必要性を実感できる。

 

・Lunatic
   ボスの攻撃は激しいとは言え、普通なら相手にしないような敵スペルもスペルプラクティスで研究できてしまう(というよりそれを見越した難易度調整か)。
   そのため、幽冥組でないならやり直しの効く前半は頑張って避けて後半はどんどんボムという作戦(※)が特に有効。本作ではクリアまで終盤の練習ができないので尚更。
   ※この作戦は、前半面で実力以上の弾幕もボム無しで突破することを無計画にパターンに組み込んでしまいがちという欠点がある。

 

・Extra
 相変わらず道中の攻撃は初見殺しだが、覚えてしまえば脅威は七割減。前作同様エクステンドが4回可能なのも嬉しいところ(道中最後の敵にボムでとどめを刺さなければ1UP)。
   ボス戦も慣れるまでは惨劇だがスペルプラクティスのおかげで努力が功を奏しやすい。通常攻撃は次第に不穏さを増していき、最後の第8攻撃は全Ex中ぶっちぎりで最強の弾幕。

 

・Last Word
   完全制覇はルナNCよりも数段上の難しさ。達成できた頃にはルナ上位作品NCも視野に入り始める目前?
   一方で経験を積んだハードシューターでも挑み続ければ善戦できそうな弾幕(※)もあり、楽勝に感じるようになってから手を付けるのも味気ない。
   ※気合い避け系:2,5,7,11,13番目、パターン系:3,4,8,12番目

注目敵スペルカード(ネタバレ注意)

準備中...

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